小遣いは無条件で
わが家はお小遣いを無条件であげています。
中1年生1000円、小3年生300円、年長児100円です。
金額はただ何となく(汗)
この金額に不平不満も今のところないようですが、子どもが値上げ交渉してきたら、話を聞くつもりではいます。
「無条件で」というのは、小遣い日が来たらあげる。
ただそれだけです。
私の周囲では時々、お風呂掃除をしたら○円とか、テストで100点をとったら○円とか、聞きます。
条件付きのお小遣い。
私はなぜか違和感を持っていました。
そのモヤモヤの理由ははっきりわかっていなかったのですが、先日の朝日新聞に「これだ!」と思うことが載っていました。
6月4日朝日新聞「伊藤亜沙の利他学始め」
罰やボーナスによるインセンティブは、効果がないどころか、逆効果にすらなりうる。責任や責務、内発的な喜びといった動機づけを本人から奪ってしまうからだ
「なるほど〜」と頷きながら読みました。
そうなんです。
手伝いは自分から主体的にしてほしい。「お金がもらえるから」ではなく「家族のために自分に何ができるかな」と考えてしてほしいのです。手伝った結果、家族が喜んでくれた。自分が家族の役に立ったと感じてほしい。(内発的な喜び)
みんなが仕事をする時は、自分も分担し、やり始めたら最後まで自分の力でやって、達成感を感じてほしい。(責任や責務)
テストも手伝いも、全て自分のため、家族のためにできる子になってほしいと思っています。