ご褒美シール、継続のコツ
ご褒美シール。
今までいろいろな方法で子どもたちに使ってきました。
目的は、良いと思われる行動を毎日継続してできるようになることです。
例えば
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トイレトレーニング
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食器洗いのお手伝い
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基礎英語を聞く
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リフティング
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兄弟喧嘩をしない
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頭に来ても冷静に行動する
など。
そのためにカレンダーやカードにシールを貼って継続しよう(させよう)と試みたのですが、なかなかうまくいかなかったのです。
子どもが2、3歳の頃はシールが大好きで、どのシールにするか一緒に選んだり、シールを貼ること自体を子どもが喜んでいたので、ご褒美シールをもらうことを励みにして何とか成立していたのですが。
小学生にもなると、シールくらいでは強い動機付けにはなりにくいです。見向きもしないことも。
どうすればご褒美シールを継続できるか。大切なのは、良いと思われる行動をご褒美シールなしでもできるようになることです。
最近、いろいろな子と触れる機会があり、気づきがあったので書いてみようと思います。
ご褒美シール、継続のコツ3つ
「毎日継続したい」「できるようになりたい」と子どもが思っている
まず、何のためにするか。子どもが、自分のためにするということです。
自分のためにするということは、本人がその気になっていないといけないということです。
「今日からパンツマンになろうね。トイレでおしっこできたらご褒美シールだよ。」とある日突然子どもに言ってもなかなかその気になりにくいということです。
なので、そこは作戦です。
(1回でも、1日でも)できたという成功体験があった日にスタートする
大切なのは、タイミングです。
成功体験があった日にご褒美シールを開始するのです。
「わー、トイレでおしっこできたね!すごいね!!ママ嬉しいから、このニッコリシールをカレンダーに貼っておこうかな。」って感じです。
「またできたらシール貼ろうね。」ってサラリと言ってあげてください。
仕組みを作ったらあとは淡々と
これは小学生向けかもしれませんが、毎回シールを貼るたびに大げさに喜んでいたら、わざとらしさがバレてしまいます。なのでそこは淡々と。
「またシールが増えたね。毎日食器洗いができるってことは、それだけ家族のことを考えてくれてるってことだよね。成長しているね。」
「今日もシール貼れたね。上手に自分で時間を作れるようになってきているね。時間の使い方が上手になってきたね。」
など。
シールが増えたということは、その子がどんなふうに成長している結果なのかということを言語化して子どもに伝えてあげてほしいです。
最近の次男(9歳)
「リフティングができるようになりたい」と自分でご褒美カードを手作りして、せっせと励んでいます。