生活の中に算数を 計量カップ
台湾ではバナナが安くておいしいです。
ただ、気温が高いため油断するとすぐにジュクジュクに…。
いい頃合いを見て、皮をむいて冷凍することにしています。
この冷凍バナナと牛乳をミキサーでがーっと混ぜたバナナジュースが子どもたちのお気に入り。休日の朝によく作ります。
ただ、同じサイズのコップがないので
「こっちの方が多い」「もっと入れて」と争いになることもしばしば…。
そこで、計量カップを買ってみました。
とても素朴で、近くの五金(ホームセンターのようなもの)で一つ15元でした。
けんかになるので3つ買いました。
これにバナナジュースを入れてあげると、量が明確。分かりやすい。見栄えは悪いけれど、平和です。
ついでに、せっかくだからと、こうしてみました。
50mlから200ml、0.5dlから2dlの目盛りを入れてみました。
小室尚子さんの母勉のまねです。
これが予想以上に良かったです。
子どもたちはこのカップがお気に入りで、普段水を飲むときも「1dlだけ飲もう。」などと言いながら、きっちり計って飲んでいます(笑)
ついでに「1dlは2分の1dlだね。」「0.5dlと同じだね。」などと私もアナウンスします。
「dl」って普段の生活でなかなか触れる機会のない単位ですよね。
でも、小学校の算数の学習に登場します(2年生)。
1dl=100ml、10dl=1l
教科書を見て暗記するよりも、「あの計量カップの半分の量だな。」と思い出してくれる方がよっぽど身になると思います。
計量カップは安いものから売っているので気軽に取り入れられるし、平和だし、勉強にもなる。
算数が生活の役に立つと子どもたちが思ってくれたら最高だと思います。