お母さん、おれ分かったよ
昨日の長男(10歳)との会話。
「お母さん、おれ分かったよ。」
「何が?」
「宿題をやってから本を読めばいいんだよ。まず最初に宿題をやって、時間があったら自主学習をして、それでも時間があったら本を読めばいいんだよ。」
「へ?(。´・ω・)?」
(そんなことに小学校4年生の半ばも過ぎた今ごろ気づいたのか????)
最近、本を読み始めたら夢中になって、やるべきことがおろそかになることが多かった長男。さも世紀の大発見をしたように興奮気味に話していました…。
子どもって、自分が経験したことしか体感できるようにならないのだと思ってはいましたが、いたのですが。
こんなことに今気が付くなんて…。
親の心の中ではもはや常識と言える「宿題は先にやったほうがいい」ということですら、子どもが消化して納得するまでこんなに時間がかかるものなのでしょうか。
わが子ながらびっくりです。
しつけの本に「子どもには1000回言わないと伝わらない。だから繰り返し伝えることが大事。」と書いてあるのを読んだことがありましたが、まさにその通り。
親が言うだけでなく、たくさん失敗して、自分で納得して、やっと体得していくものなのですね。
子どもっておもしろい。子育ては果てしない道のりだけど、奥深いです。