「決めたこと」は変えられる
先日の朝日新聞の「be」に、前田司郎さんの記事が載っていました。
子どもの頃はピーマンが食べられなかった。
ピーマンはまずいものだと決めつけていた。が、今は好きだ。
「決めること」は「知ること」であり、「知ること」は「決めること」。
自分が知ったこと、決めたことを否定するのは難しい。
しかし、嫌いな人やモノがあって不便だなと感じたら、本当に嫌いかどうかを疑ってみるといいかもしれない。
なぜそれが嫌いなのか?実はただそれに関する情報が不足しているだけなことが多い気がする。1回食べただけでは判らない。10回食べても判らなかったら100回食べてみるとよい。
つまり結局人は、判らないものを嫌いになったり好きになったりするわけだから、どうせだったら好きでいる方が幸せだと僕は思うけど。
自分由来のかたくなさや決めつけを排除して接すれば案外容易に好きになれると、僕は経験から学んでいる。
「決まったこと」つまり真実は変えられないが「決めたこと」つまり真実であると仮定したものは変えられる。そしてたいていの真実は仮定に過ぎない。僕たちが誰かを嫌っていたり、憎んでいたりする根拠は、仮定された真実に過ぎない。変えられる。
記事の抜粋です。
今までいろいろな人に出会ってきた中で、「自分とは感覚の違う人だな。」とか、「なぜそう受け止められてしまうのかな。」ともやもやしてしまうことは少なからずあります。
食べ物でいえば「食わず嫌い」になるのかな。
でも今思うと、そう決めつけていたのは私だったのですよね…。
出来事は変えられないけれど、受け止め方は変えられる。
もやもやすることも、自分を成長させてくれるチャンスだと受け止め、ひらりひらりと乗り越えていけたら素敵だろうなと思います。
散歩中に見つけた素敵なお花。このオレンジの花、台湾に来てよく見かけます。
せいろ生活
台湾に来てせいろを購入しました。
こちらに引っ越してくるとき、荷物の多さに辟易し、「これ以上物を増やさないぞ。」と誓っていたのです。
それでも、やっぱりほしくて。
迷い、検討した結果、やはり購入しました。
これが大正解。
まず、せいろで蒸した野菜はおいしい!のです。
ブロッコリーも、ホウレンソウも、オクラも…。今までゆでていた野菜を、ひたすら蒸していますが、これがこのままでもおいしいのです。
このせいろは一番大きいところの直径を計ると25センチ。
以前から使用していたルクルーゼの24センチの鍋にぴったりでした。
オクラです。大体3分ほどで蒸しあがります。
お湯に卵を入れておくと、ついでにゆで卵もできます。
オクラは白だしをザーッとかけてビニール袋で保存。お弁当の彩りにもなり、重宝します。
エリンギも蒸しました。
エリンギは蒸してから切って、ごま油、醤油、砂糖を入れ、ジップロックへ。これもお弁当におすすめです。
蒸せそうだなという野菜があるときは6,7種類の野菜を一気に蒸します。
もやし→エリンギ→さやいんげん→スナップエンドウ→ニンジン千切り→サツマイモ→ほうれん草といった具合です。
一応あくの少なそうなもの、色の薄いものから蒸していますが、違っても大丈夫です。
一度お湯を沸かしてしまえば、あとはどんどん蒸すだけで野菜をおいしく保存しておくことができます。
蒸してしまえばかさも減るし、冷蔵庫に納まります。
上記のオクラやエリンギのように蒸した後に調味料をかけておけば副菜としても役立ちます。
他にも蒸しパンを作ったり、肉まんを温めたり…。
使い道は無限大。せいろ様様です。
先日の朝ご飯。
時間がなかったので、蒸したての野菜をそのままドーンと食卓へ。マヨネーズを添えて。
子どもたち、食べる食べる。
蒸した野菜は甘い!です。
このままが一番おいしく感じられる今日この頃です。
子どもを8時に寝せるには
ここ2週間ほど、次男(6歳)が一人で8時に寝るようになりました。
私やほかの兄弟が何をしていても、時間になると一人で「おやすみー。」といってベッドに入ります。
最近気が付きました。
なんて楽なんだ!!
次男は小さいころからなかなかの甘えん坊で、「お父さんじゃダメ、お母さんと一緒に寝たい。」と、私が忙しい時に困らせたこともありました。
朝目覚めたときに私が横にいないと泣いてしまい、大声で「お母さーん」と呼ばれたこともたくさん。
あの時は「これがいつまで続くのだろう。」と、自分の時間がなかなかもてないことに恨めしい気持ちになったことも…。
今となってはいい思い出です。
こんなに甘えん坊だった次男が、なぜ一人で決まった時間に寝ることができるようになったのか。ここで振り返ってみたいと思います。
子どもを8時に寝せるには
1 予定を見える化
まずこれが大きかったです。
これを始めたのは2017年6月頃。
半年ほど前ですね。
幼稚園のバスにいつもぎりぎり間に合っていたのが、余裕を持ってご飯を食べて支度することができるようになりました。
2 ゆっくり時間
ご飯を食べて、幼稚園の支度をしたらあとは次男の【ゆっくり時間】。
好きなことをしていい時間を【ゆっくり時間】と名付け、それを目指して次男はてきぱきと物事を進められるようになっていきました。
【ゆっくり時間】には、本を読んだり、工作を作ったり…。
「今日は支度をパパッと終わらせたから【ゆっくり時間】がたくさんあった!」
と嬉しそうに話していました。
3 すかさずほめる
夜のうちに幼稚園の支度をしておくと、朝の【ゆっくり時間】がたくさんあることに気が付いた次男。
夜のうちに次の日の着替えを用意したり、幼稚園の支度を夜のうちに済ませておくようになっていきました。
そんなときはすかさずほめる!
「夜のうちにやっておいたら、朝の【ゆっくり時間】でいろいろなことができたね。昨日の〇〇(次男の名前)にありがとうだね。」←この言い方、次男は好きでした。
「明日のために今がんばるのはとてもパワーがいることだよ。それができる〇〇(次男の名前)はすごいね。」
などとほめていたら、ますますやる気になった次男。
ある日たまたま5時半に起床したことがありました。
「早起きしたら、朝から本も読めたし、工作もできたし、やりたいことがたくさんできたね!!」
ここでもすかさずほめると…。
「早起きするには、早く寝なければ。」というスイッチが入ったようです。
ここから次男は一人でさっさと8時になったらベッドに入るようになりました。
まとめ
子どもを早く寝せるために、私がしたことといえば幼稚園出発の時間を紙に書いたことだけですね…(;'∀')
あとは、次男の性格もあると思います。
褒められたら伸びるタイプ。
タイミングを見てひたすら声をかける。励ます。ほめる。
遠回りのようで、やはり確実な方法なのかもしれません。
ちなみに…。
さっさと早寝する次男を尻目に、のんびり漫画を読んでいる長男。
学校の支度も朝ぎりぎり。
ダッシュで集合場所に向かうこともしばしば…。
同じように育てているはずなのに。
これも性格の違い
なのでしょうか…。
まだまだ子育ての道のりは長いです。
先週の台湾。次男です。
日本の大雪のニュースがうそのようです。
こちらではキンモクセイが花盛り。いろいろなところから香りがします。