みんなの幸せ40’s

40代を幸せに生きるために

平仮名をいつ覚える?

私が長男を妊娠していた10年前。

第一子ということもあり、どうやって育てるのかとても不安でした。子育てブログをたくさん読んでいたことを記憶しています。その中で早期教育という言葉を耳にしました。

早期教育では、赤ちゃんがお腹の中にいるときから本を読み聞かせしたり、音楽を聞かせたり。

また、出産後は1歳になる前から平仮名のカードを与えたり、英語の歌を聞かせたり、形のマグネットをボードに貼らせたり…。

教材もセットで買うととても高価で。継続して私が続けられるかという不安もあり、うちには無理だなと思った記憶があります。

 

また、子育てする中で出会ったお子さんの中には、3歳前に平仮名を読めるとか、3歳で絵本を読めるなんて子もいました。

正直焦ります。うちの子は全然読めないのに、これから先大丈夫なのかと。

 

結果。大丈夫でした。

長男が平仮名を読めるようになったのは保育園の年少の半ば過ぎでした。(4歳くらい)周りのお友達がどんどん平仮名を読めるようになり、中には書けるようになった子も数人いて(女の子が多かった)…。

「お手紙をもらったから返事を書きたい!」とのことでみるみる平仮名を覚えていきました。

子どもって必要な時があれば自分で覚えるものなのだなあと。「知りたい」、「やってみたい」と思った時に人間って伸びようとするものなのだなあとしみじみ考えさせられた記憶があります。

 

ちなみに次男は、もっと遅くて、平仮名を読めるようになったのは年中になってからでした。(5歳)シチュエーションは長男とだいたい同じ感じです。

この子は平仮名は遅かったけど、発想が面白い子です。小さいころから、親の思いもよらないことをします。

 

3番目の長女は今2歳。上の子たちがいるからか、これは平仮名だということは理解し始めている模様。絵本の字を指で押さえながら読んでいるつもりになっていることがあります。もしかしたらこの子が一番早いかも?

たくさん経験をして、たくさん考えて、たくさんの新しいことをしながら子どもたちは成長しています。この子にとっていま必要なのは何かを見極めていきたいです。

よみま将軍のすすめ

よみま将軍って知っていますか?

先日も書きましたが、鈴木夏來先生の音読の実践を基に作られた教材です。

わが家では、この「よみま将軍」にずいぶんと助けられています。私が愛してやまない「よみま将軍」の良さについて語りたいです。

edupedia.jp

安い

100枚ほどありますが、ダウンロードして印刷するだけです。本屋で販売してもよいのではと思うほどのクオリティの高さ。

わが家では、その中から子どもに読みたいものを選ばせて、こんな感じでホッチキスでとめています。何回読んだか正の字で書きこんでいます。20回ほど読むと、子どもはほぼ暗記しています。(私よりずっと早いです(;´・ω・))

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日本語を味わえる

子どもに与えつつ、私がはまっています。「枕草子」に「平家物語」「汚れっちまった悲しみに・・・・」などなど、名作ぞろいです。読めば読むほど味わい深いです。「アメニモマケズ」を子どもが暗唱している姿は感動ものです。美しい日本語をたくさん体に取り込んでほしいと思っています。

ルビがふってある

漢字には左側に薄くルビがふってあります。そのおかげで子どもでも一人で読むことができます。

自主学習として使える

そのまま視写すれば立派な自主学習です。

国語だけじゃない

算数、社会のページもあります。(特に算数のページがおすすめ)

  • 開平の九九
    (1×1=1から19×19=361までゴロで音読しながら暗記します。)11×11=121(いい・いい・いにいー)という感じです。半ば強引ですが子どもはゲラゲラ笑いながらあっという間に覚えてしまいます。
  • 2のべき乗
    (2の0乗=1から2の16乗=65536まで)
  • 数の単位
    (一十百千万から不可思議、無量大数まで)

これ、自分の現役時代に知っていたらもっと計算が早くなっていただろうなと、後悔の気持ちすらわいてきます。なぜ知らなかったのかと。

社会では都道府県名や歴史人物を歌にのせて覚えるページもあります。

お金をかけずにお子さんに楽しく勉強させたい方におすすめです。

 

自分から勉強する子に

お子さんにやらせてみたいなと思う勉強ってありますか?

私は結構あります。

本を読んだり、本屋さんに行ったりすると、これうちの子にやらせてみたいなと思うものがたくさんあるのです。

例えば、隂山英男先生の音読教材。鈴木先生の読みま将軍。他にもサピックスクロスワードとか。他にはちびむすドリルのプリントとか。公文の日本地図とか。(詳しくはまた後日アップしますね)

こういうものを印刷したり、購入したりして、ストックしておきます。そして、子どもに見つからないところに隠しておきます。

そして、「今だ!」というタイミングで子どもに渡すのです。

子「○○が宮沢賢治のアメニモマケズを見ないで言えるようになったんだって。」→私「うちにもあるよ。やってみる?」

子「○○って○○県出身なんだって。」→私「○○県ってどこにあるのかな?パズルで確かめてみる?」という具合です。

昨日は次男が「おれも勉強したいな。」(鉛筆をもって何かを書くことにあこがれています。)とぽつりと言ったので、すかさずこれを渡しました。次男は「やったー!」と喜び、さっそく問題に取り組んでいました。

教材を渡すタイミングが一番大事だと思っています。気持ちがのってないときに渡せば、いやいや取り組み、「なんでせっかく用意したのにやらないの」とバトルになり、「勉強ってつまらないな」という展開になりかねない…。

最初のスタートで子どもの気持ちをのせてあげれば、その勢いでスーッと進めることが多いです。(そうならないことも多々ありますが。)「勉強って楽しい。」と思えたらしめたもの。

スタートがうまくいくと、自分から勉強に取り組めることが増えていきます。

うまくいかなくても、また温存しておいて、次のタイミングを待ちます。

大事なのは「勉強って楽しい」「勉強してみたい」という気持ち。これから先、勉強との付き合いはまだまだ長いので。仲良く楽しく取り組んでいけたらなと思っています。