中学生の定期テスト 親ができること
長男(中1)が中学1年生最後の期末テストを終えました。
小学校の時は単元ごとのカラーテストだったのが、中学生になって年に4回の定期テストに変わりました。
単元ごとのテストの時は対策を取らなくてもなんとなく乗り越えられてきたのですが、中学校の定期テストはそういうわけにはいかないのだと親子ともども思い知らされています。
そこで、我が家の定期テスト対策をまとめてみます。
中学生のテスト時期と範囲
1.前期中間テスト
本来6月ころ行われるようです。今年はコロナ禍で5月まで休校だったため、行われませんでした。
2.前期期末テスト
9月上旬。
本来は6月から9月までの学習の範囲で行われる予定でしたが、今回は4月から9月までと、テスト範囲がとても広かったようです。
中学1年生にとって初めてのテストということもあり、わりとやさしめに問題設定されていたように思います。
3.後期中間テスト
11月
ここから本来のテストの形式になったように思います。
みんなが100点を目指せるものではなく、基礎的な問題の他にも、応用問題だったり、少し時間を取られる問題だったりが多くなったなと感じました。
4.後期期末テスト
2月上旬
今の学年での最後のテストです。傾向としては前回のテストと似ている感じがしました。
これらのテストにどのように取り組んだかですが、これは長男の性格によるものが大きいです。長男の実態をまとめます。
中学生男子の実態(我が家の長男の場合)
1.根拠なく「なんとかなる」と思っている
まだ実態を把握する力が弱い。時期になれば自分はやる気になり、勉強しさえすればなんとか乗り越えられると思っている。
→テストの回数を重ねて、失敗を経験させないと分からない。
2.計画が甘い
土日にやたらと勉強の予定を入れがち。平日は部活やクラブ(サッカー)などで時間がないため、比較的時間の余裕がある土日に挽回しようとする。でも結果できずに終わる。
→こちらも経験しながら学んでいくもの。結局はコツコツ続けられる人が強い。
3.時間の使い方がまだあまり上手ではない
1時間以上ぶっ通しで勉強してしまったり、さっき勉強を始めたばかりだったのにすぐに飽きて?やめてしまったりする。さらに兄弟が楽しそうなことをしていると、自分の勉強を中途半端に終わらせて楽しそうなこと(主にゲームなど)に参加してしまう。
→意志の強さが必要。
4.やる気だけはある
「数学の問題が分からなくて、11時まで寝れなかった。」など、できないことが悔しくてムキになり、その日の就寝時間が左右されていた。
→遅く寝た日の次の日はパフォーマンスが下がることを実感させていく。
とにかく、本人に体験させて、失敗させて、次はどうすれば良いのか考えさせていくことが大事だと思います。
親ができること
1.環境を整える
本人がいいと思ったことをどんどんトライできる環境づくりをしていく。
例えば
・「単語帳を作ってみたい」と言ったら一緒に買いに行く。
・テスト対策の勉強法の本をさりげなく用意する。
・「ワークの他にもいろいろな問題を解いてみたい」と言ったらPCで調べて印刷してあげる。
2.生活リズムを整える。
朝ご飯の時間をいつも大体同じにする。休日でも朝ごはんを一緒に食べるように声をかけて、午前中に活動できるようにしていく。
3.応援と励まし。
基本的には長男が決めてトライしていることを応援する。
多少だらだらしているように見えても、本人が息抜きと決めてゆっくりしている場合もある。グッとこらえて見守る。
まとめ
中学生になった子どもに親がしてあげられることは少ない。
・目標に向かって自分で決めてやり抜く力
・自分はできると信じる力
をどれだけ持てるかが大事だと思います。
これからも長男を応援しています。