(子育て)子どもの家事力を育てる
夏休み。
子どもたちはいつもよりのんびりした時間を過ごしています。
こんな時はチャンスとばかりに、家のことをいろいろお願いしてやってもらうようにしています。
先日は、「餃子作り」をお願いしてみました。
子どもに家事を頼むと、タイミングによっては「めんどくさい」とか「いやだ」と断られたりします。
そこで、できるだけ気持ちよく取り組んでもらえるように、意識していることをまとめてみます。
子どもに家事を頼むときのポイント3つ
1 段取りは入念に
今回は餃子作りの過程の中でも「皮で餡を包む」ところを担当してもらおうと考えました。作る餃子は100個。これを私一人でやろうとすると大変なのです。なんだか孤独だし。
しかし、タネから子どもに作らせるとなるとそれはそれで大変なので、タネは私がフードプロセッサーで作りました。
皮で餡を包むときに必要な道具を用意し、場所をセッティングしておきます。
ここまでセッティングしてから、子どもたちに「餃子作りを手伝ってほしいんだけど」と頼みます。
すると、大体「いいよ」って言ってくれます。
目の前にやることが見えていると、子どもたちも取り組みやすいようです。
「作った餃子は25個ずつこの大皿に入れておいてね。」とお願いします。
この日は長男と次男がいたので、「一人50個作ったら終わりね。」と声をかけました。
ゴールがはっきり見えていると、手伝ってくれることが多いです。
2 途中で口出しをしない
これは私の反省からくるものですが、子どもがやっているといろいろ口出ししたくなるんです。
「水つけすぎているよ」とか「もうちょっと餡を少なめにして」とか。
「言わないように」と、気をつけてはいても、ついつい口出ししてしまうんですよね。
だから、今回は外出することにしました。
「帰ってくるまでに終わるようにがんばってね。」と一声かけて、長女のお迎えに行きました。
こう考えると、子育ても楽になったものです。
子どもたちが小さい頃は「一緒に行く!」と言ってなかなか離れてくれなかったものです…。
3 感謝の気持ちを最大限に伝える
帰宅してみるとこのようになっていました。
上出来です。
「こぼしたら拭いておいてよ」などとは決して言いません。
静かに黙って拭きます。
ひだを寄せて作るのは難しかったそうで、ひだなし餃子にしたそうです。
上のお皿2枚がが次男作。
下のお皿2枚が長男作です。
焼きます。
焼き方は「ためしてガッテン」で教わった記憶があります。
ホットプレートをよく熱して、油を敷き餃子を置いて2分ほど。
お湯を入れて蓋をして5分。
蓋をとって水分を飛ばしたら完成です。
みんな喜んで食べてくれました。
「ほんとに助かったよ」
「二人のおかげで熱々の餃子食べることができたよ」
「お母さん一人じゃ作れなかったよ」
「皮で包むのが上手になったね」
たくさんたくさん声をかけました。
これからもたくさんお願いして、家事力のある子になってもらおうと企んでいます。