「いい子」じゃないのは脳が健全に育っている証拠です
最近こちらの本を読みなおしました。
5歳までに決まる! 才能をグングン引き出す脳の鍛え方 育て方【電子書籍】[ 成田奈緒子 ] 価格:983円 |
2回目に読む本はまず目次から。
目次の中から気になるところを探し、そのページを読みます。
今回気になったところはずばり。
「いい子」じゃないのは脳が健全に育っている証拠です
はい。
最近いい子じゃないのは次男(6歳)。
卒園式の練習でふざけてしまうなど、なかなか態度が悪いようです。
一人ひとり30秒ほどみんなの前で話をするようなのです。
幼稚園での思い出や、小学校でがんばりたいことなど。
人前で話すのが苦手な次男にとっては、とてもハードルが高いようです。
本人と話しても「どうせできないからちゃんとやらなくていい!」とのこと。
先生からも厳しめの注意を受けているようです。
そしてイライラして、兄や妹にちょっかいを出しては家でも叱られるという悪循環。
この本によると…、
脳が健やかに育った子の幼児期を振り返って聞いてみると、ほとんどがそんなに「いい子」ではありません。
小さいときから言いたいこと、やりたいことをきちんと主張し、大人から見ればきかんぼうだったり、ハチャメチャだったり、手に負えないと思うこともしばしば、という子が多いのです。
他の子と比べればなんだか幼なかったり、言葉足らずだったり、能力が劣っているように見えたり、親御さんから見れば焦ってしまうことも多いでしょうが、でも、そんな子を「とにかく認める」ということを意識し続ければ必ずうまく育ちます。
私たちが抱いている子育てのゴールとは、つまり「自立した大人に育てること」
そのために今があるのですよね。
将来困らないように今ちゃんとさせなきゃ、完璧にさせなきゃ、、、と子どもをがんじがらめにするのではなく、今現在のその子の状態をそのまま認めてあげようということのようです。
「できない子を認める」難しいですが、やってみました。
「卒園式の練習が大変で嫌になったんだね。」
「卒園式本番でもふざけてもいいやって思えるほど、疲れちゃったんだね。」
「うまくできるかどうか、心配なんだね。うまくできなくてもいいんだよ。」
「緊張してもいいんだよ。」
などとひたすら。
この週末はこのような言葉をかけながら、次男に注意を向けるようにして過ごしました。
すると、土曜日の夜から「練習する。」と言い始めた次男。
日曜日にかけて何度も練習し、月曜日の朝も練習してから登園しました。
果たしてどうなることやらですが、私の心はこの本のおかげでずいぶん軽くなりました。
昨日の台湾。春の陽気です。