子どものやる気はマッチの火
子どものやる気はマッチの火だと思っています。
マッチの火はつけるのも難しいし、ついたとしてもすぐに消えてしまいます。
でも、燃えやすいもの(教材、きっかけ)を渡してあげたり、燃えやすい環境を整えたりすることで、その小さなマッチの火は何倍にも燃え上がります。
時には、マッチの火のつけ方を教えてあげる(アイディアを出す)ことも大事だと思っています。
例えばこんな感じです。
子どものやる気に火をつける マラソン大会の場合
「9月にマラソン大会があるって先生が言ってた。」と言って帰宅。
「去年は○位だったから、今年は△位に入りたいな。」とのつぶやき。
この状態では、マッチの火は小さな火です。
でも小さな火は着いている状態だと考えます。
だから
「去年のタイムはこれぐらいだった。今年はこれぐらいに縮まれば△位に入れるかもしれないよ。」と具体的にアドバイスします。(燃えやすい紙を渡す)
そして、
「お母さんと朝20分だけ一緒に走ってみようか。」
「お休みの日に公園に行って練習してみようか。」
(火が燃え続ける環境を整える)
火が燃え続けるためにはある程度の継続が大事です。
継続できるように紙に書いたり、できたらカレンダーにシールを貼ったりします。
子どものやる気に火をつける 勉強編
勉強の場合は、小さなきっかけが転がっている場合が多いので、アンテナを立て、それを見逃さないようにします。
課題自体が子どもの興味を引くもの、子どもが「やってみたい」と思えるもの
さらに、
「一緒にやってみよう。」
「できたらカレンダーにシールを貼ろう。」
「1問だけやってみようか。」
「何秒あればできそう?」…などの声かけ。
課題や声かけを工夫することで、子どものやる気の小さな火はぐんぐん燃え広がります。
「やりなさい」と強制するのではなく、「これができたら◎◎をあげるね。」と物で釣るのではなく、子どもの気持ちをどうのせるか。
失敗も多いですが、いろいろと作戦を立てて考えていきたいと思います。