生活の中に算数を~計る~
「生活の中に算数を」
子どもたちに算数好きになってほしいと願う、わが家のモットーです。
最近の取り組みを紹介します。
長さ
先日日本に帰国した際、ウォータースライダーに挑戦したかった次男(6歳)。
でも、身長があと数㎝足りず(120㎝以上という規定)、挑戦できなかったのです。
「オレ、120㎝になった?」と度々聞いてくるので、手作りものさしを作りました。
作ったのは1mのものを2本。
「1本100㎝。100㎝を1mっていうんだよ。」とアナウンスしました。
去年のカレンダーを細く切ってつなぎ合わせて作ったので、やや目盛りが読みにくいです…。
以来、
「○○(妹)はあとちょっとで90㎝だね。」
「家の天井まで2mと半分くらいだね。」
「あと3㎝で120㎝になれる~。」
などとつぶやく日々。
「長さ」という概念が次男の生活の中に少しずつ入ってきました。
また、図鑑を見ては
「セイスモサウルスは35mだって。めっちゃでっかい!」
「ゾウの鼻は2m。これと同じくらいだね。」
図鑑で長さについて書かれているところを見つけては喜んでいます。
かさ
最近体調を崩し、薬を飲むことが多かった次男。
いい機会なので、シロップの薬の計量を本人にやってもらうことにしました。
6ccのところの線を引き、そこまで薬を入れます。
「6ccは6mlだよ。」と毎回やっているうちに、6ccの量がだいたい感覚で分かったようです。
そのうちに薬の後に飲む水についても、家にある計量カップで計り、「150ccくんだよ。」と言うようになりました。
重さ
次男は自分の体重をよく計ります。
他に、キッチンにある計りをよく使いたがるので、自由に使わせています。
「卵1個何グラム?」
「消しゴム1個とコップ1個ではどっちが重い?」
などとクイズを出し合っています。
100グラムがどのくらい、1キログラムがどのくらい、という感覚をつかんでいってほしいと思っています。