ごほうびはポロリと
先日、長男(10歳)と次男(6歳)のサッカーの試合がありました。
試合の後に、今日のMVPが発表され、見事次男が選ばれました。
暑い中がんばっていたので、一緒にプレイしたお友達がみんなMVPをもらったのですが…。
それでも次男は大喜び。
「今日はお祝いしなくちゃね。」と次男に話し、帰宅してから「MVPおめでとう!」と、冷蔵庫にあったジュースで家族で乾杯しました。(大人はビール)
さらに、次男が選んだデザートはアイス。
いつもは夜にアイスを食べないことにしているのですが、この日は特別ということにして、食べました。
たったこれだけのことなのですが、子どもはとても喜びます。
私が気を付けているのは先にごほうびを決めないこと。ごほうびは後からポロリとこぼれてくるイメージです。
- テストで連続〇回100点を取ったらゲームのソフトを買ってあげる。
- マラソン大会で〇位までに入賞したら△△を買ってあげる。
- 英検〇級に合格したら□□を買ってあげる。
- ドリルを1ページしたら〇円あげる。
私の子どもの周りでも、よくこのような話を聞きます。
「きっかけは何であれ、子どもたちががんばれるのならそれでいい。」
という考えもあると思います。
でも…、
「何位までに入りたいからがんばるぞ。」と、
「△△を買ってもらいたいからがんばるぞ。」とでは、やはり違う気がする。
たとえその先にごほうびが何もなくても、自分のためにがんばれる子になってほしい。
「やってみたい」
「がんばりたい」
「やりとげたい」
という子どもの気持ちが何より大事。
その気持ちに火をつけるのは、先に決めたごほうびではないような気がするのです。
人それぞれ、考えがあると思うのですが、わが家はこの方針でやってみようと思っています。