生活の中に算数を
「生活の中に算数を」
わが子に算数好きになってもらうべく、私が掲げているモットーです。
日常生活の中に、算数を使う場面がたくさんあります。お子さんの年齢に応じて、クイズ形式にして問題を出すと、子どもたちはノリノリで考え始めます。
「この場面ではどんな問題を出せそうかな?」と考えることで、こちらの(鈍った)頭も鍛えられます。
時間と時刻
出発するのはこの時間。あと何分ある?
これから30分テレビを見るとしたら何時何分にテレビを消せばいい?
分ける
この25個のブドウをみんなで分けると、一人何個ずつ?
ピザをみんなで分けるには、ナイフで何回切ればいい?
ペットボトルにジュースが500ミリリットル。3人で上手に分けるには一人何ミリリットル?
数える
この飴は何個ある?
ライチは全部で何個ある?
白い車が何台通るか数えよう。
違いはいくつ
このマンションは24階建て、向こうのマンションは15階建て。このマンションのほうが何階高い?
あなたの身長は110センチメートル、お兄ちゃんは135センチメートル。お兄ちゃんは何センチメートル高い?
計る
水を300ミリリットルだけくんできて。
バナナを半分の長さに切って。
割合
1000元の服が8折(2割引き)で売っていた。いくらで買える?
1斤(600g)90元で売っていたバナナ。3斤でいくら?
だいたいいくつ
今日のお医者さんでかかったお金は490元。この前は210元。合わせてだいたいいくらかかった?
消しゴム28元と、ノート18元。合わせるとだいたいいくら?
算数が苦手だというお子さんに。苦手だからとたくさんの問題を解かせようとすると、ますます苦手意識を強く持ってしまう場合があります。
生活の中のふとした場面にも算数がちりばめられていること。「算数って使えるな」「算数って楽しい」って思ってもらえるしかけをつくっていけるといいなと思います。